厚生労働省は、昨年10月から今年3月までの半年間で労働基準関係法令違反で書類送検した企業の社名等を、同省のホームページで公表しました。約1年間掲載し、1か月に1回更新していく方針です。
公表されているのは、全国で334件。内容で一番多かったのは労働安全衛生法の違反でした。高所での作業について安全対策をしていなかったなど、危険な作業に対するものが多く見られました。
最低賃金以下の賃金で働かせていた事例や、違法な長時間労働の事例も多くありました。
業務災害で休業4日以上なのに死傷病報告を提出していなかった事例や、臨検の際に虚偽の報告をした事例も含まれていました。
社名公表となれば、ブラック企業のレッテルを貼られてしまうかもしれません。適正な労務管理をし、法律に定められている諸手続きは確実に行うことが求められます。
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