平倉社会保険労務士事務所
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春闘 今年は逆風?

ilm08_ab07008春闘という言葉を聞くと、やはり血が騒ぎます。もう20年以上前の話ですが、労働組合の執行委員長として団体交渉をしていた時の記憶がよみがえってきます。

あの時も会社の業績があまりよくなく、逆風の中、ただただ必死にやっていたという記憶があります。あの時必死にやっていたのが、今の社会保険労務士の仕事に、いろいろな意味で生かされています。

自動車や電機の大手企業の回答は出ています。ベースアップはあったものの、昨年よりは賃上げ額が少なくなっているというのが大まかなイメージです。
昨年は、年初から総理大臣が「賃上げ3%」と公言し、総理大臣と労働組合が交渉しているのではないかと思わせる雰囲気でしたが、今年はそのようなことはありませんでした。
ただ、賃上げが高かった業種もあります。外食や流通業などは人手不足を反映して、賃上げ額が高かったところもあるようです。これは、労使交渉云々というより、人材確保の賃金を上げざるを得ないという状況でしょう。アルバイトの時給も上昇傾向です。

賃金が上がり、消費が増え、景気がよくなる。このシナリオ通りに行けばよいのですが、なかなかうまくいきません。10月には消費増税が予定されているだけに、この先心配です。

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