平倉社会保険労務士事務所
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在職老齢年金が廃止?

ilm08_ad09009金曜日、びっくりするニュースを目にしました。在職老齢年金制度を廃止するを政府が検討に入ったというのです。
社会保険労務士となって17年、在職老齢年金がらみの賃金に関する相談は今まで何十人も受けてきました。これが廃止になるかもしれないのです。

○在職老齢年金とは
60歳を超え、厚生年金の支給要件を満たせば、たとえ働いて収入があっても、年金を受給する権利が発生します。
ただ、厚生年金保険に加入している人は、年金月額と総報酬月額(標準報酬月額と過去1年間の賞与額の12分の1を合わせた額)の金額により、年金額が減額されるのです。これが在職老齢年金のしくみです。
65歳未満の人であれば、年金月額と総報酬月額の合計が28万円以下(平成31年度現在の金額)であれば減額はありません。ただ、これを超えると年金が減額になり、計算の結果、減額が多ければ、年金額は0になることもあります。

○どのような相談が多いのか
在職老齢年金は、厚生年金保険に加入している人が対象です。企業で勤務していても、厚生年金保険に加入していない人は対象外で減額はありません。厚生年金保険に加入する要件は、
1週の所定労働時間および1月の所定労働日数が常時雇用者の4分の3以上
となっているので、これ以下で勤務すれば、厚生年金保険には加入しないので、年金減額はありません。ただ、勤務時間が短くなれば、当然賃金も低くなります。では、どうすればいいのかというものです。

○在職老齢年金が廃止になったら
働いて年金が減額になるのなら、働かないで年金をもらった方がいい。
こう考える人は少なくないでしょう。在職老齢年金の制度は、以前から、「高齢者の働く意欲をそいでいる」という意見が出ていました。
在職老齢年金が廃止になれば、高齢者が年金減額を気にせず働くことができます。年金の給付額は増えるかもしれませんが、厚生年金保険に加入する高齢者が増えれば、収入面ではカバーできるのではないでしょうか。

人生100年時代、60代はまたままだ現役ですし、頼りになります。
在職老齢年金の廃止、私は賛成です。

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