2019年の最低賃金、全国平均の目安は901円となりました。昨年より27円の引き上げとなります。
今後は都道府県ごとの審議に移りますが、東京都及び神奈川県の引き上げ目安額は28円となっているので、10月から適用される最低賃金は
東京都　1013円　神奈川県　1011円
と1000円を超えることが確実となりました。

政府は、「全国平均1000円」を方針として掲げてます。東京都や神奈川県は、将来的には1100円くらいまで上がる可能性があります。

最低賃金が上がれば、全体的に賃金どんどん上がっていくのか。

そう簡単ではないようです。
先日、日本経済新聞で興味深いチャートが載っていました。日本ではここ数年最低賃金が３％程度上昇し続けていますが、賃金が全体的に３％上昇しているわけでなく、最低賃金ギリギリの人が増えているということがよくわかるものでした。

最低賃金が時給1000円を超えくると、これ以上の賃金アップはなかなかできないのが現実なのかもしれません。

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