平倉社会保険労務士事務所
東京都文京区後楽2-16-10-302

2020年を振り返る

131935972_3553102051433288_2927758964924690066_o新型コロナウイルスに悩まされた2020年、当事務所の仕事内容も大きく変わりました。

〇雇用調整助成金の申請拡大
緊急事態宣言中は多くの企業が休業を余儀なくされ、雇用調整助成金を申請しました。
申請代行や手続きの相談は多くいただきました。新規のお客様や久しぶりに依頼を受けたお客様もありました。
多くのお客様のお手伝いをできたことは感謝しております。

〇在宅勤務の拡大
業種にもよりますが、在宅勤務も多くの企業で導入されました。最初は緊急避難的に導入されましたが、やってみると、その効果が実感でき、継続的に採用していく企業や、在宅勤務回数を増やそうとする企業も多くやられました。
現在は、通常の就業規則と在宅勤務規程を作成している企業が多く、在宅勤務は特別な勤務体系という位置づけです。ただ、「在宅勤務があたりまえ」となれば、在宅勤務を前提とした就業規則に変更していく必要があります。これは、来年以降の課題です。

〇電子申請の拡充
新型コロナウイルスの感染症が出る前から、雇用保険や社会保険の手続きについては、電子申請が導入されていました。当事務所でも、ほとんどの手続きを電子申請で行っています。
以前は、「健康保険証ができるのが遅い」と言われていましたが、3月に日本年金機構が新システムを導入してから、不備がなければ1週間ほどで健康保険証が会社に届くようになりました。
また、11月からは、健康保険組合への電子申請も始まりました。12月に支給された賞与など、さっそく電子申請で行っています。
デジタル庁の創設も予定され、今後は電子申請できる手続きが増えていくことと、電子申請の義務化も拡大していくでしょう。

最後に、今年一番感動した出来事です。
それは、画像にある、横浜市立市民病院さんの感動的なエールです。横浜FCのホームスタジアムであるニッパツ三ッ沢球技場のすぐ隣にある横浜市立市民病院さんは、観客が入った最初の試合、そして12月19日の最終戦に、選手やサポーターに向けて、メッセージをくれたのです。
コロナ禍で奮闘している医療従事者の方を励まさなくてはならないのに、逆に励まされ、勇気と感動をもらいました。
コロナとの戦いは来年も続きますが、一人一人ができる事を確実に行っていけば、収束すると信じています。

社会保険労務士の顧問をお探しの企業は、東京都文京区の平倉社会保険労務士事務所まで

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