先日、テレビで王将フードサービスの新人研修を紹介していました。数日間旅館に泊まりこみ、厳しい研修を受ける。現在の若者は嫌がるのかも知れません。
王将の研修も厳しいのですが、研修に合格した場合は「よく頑張った」と褒め、悩みを抱えている社員には親身になって相談にのる様子が伝わってきました。
大切なことは、叱ることも褒めることも、声に出して直接本人に伝えることです。厳しさばかりでは今の若者はついてきません。しかし、厳しさも教えないと社会では通用しません。厳しいを指導しつつ、頑張ったとき、よくできたときにはしっかりと褒めてあげるのです。
研修の最後に、担当常務が「王将の社員になってくれてほんとうにありがとう。」と新入社員に感謝の言葉を伝えていました。厳しさと愛情を声に出して伝える。王将の業績好調の原因はここにあるのでしょう。