平倉社会保険労務士事務所
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横浜FC J1届かず

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当事務所がサポーティングカンパニーとなっているJリーグ横浜FC、J1昇格目指して1年間戦ってきましたが、残念ながら一歩届かず、シーズン終了となりました。

リーグ戦は22チーム中の3位、J1自動昇格の2位とは得失点差でした。先日行われたJ1参入プレーオフでは、ロスタイムに決勝点を奪われ、涙を流しました。

あと一歩届かなかったわけですが、実はこの一歩が大きいのです。相手もプロです。必死に戦います。実力伯仲のなか、この一歩を埋めるために毎日努力しているのです。

昨年よりも成長したことは確かです。シーズン終盤での勝負弱さは改善され、優勝争いに食い込むことができました。主力選手がケガなどで離脱しても変わらない戦力で試合に臨めました。届かなかった一歩の歩幅は、確実に狭くなっているのです。

平倉社労士は、来年もサポーティングカンパニーとして、横浜FCとともに歩んでいきます。

平倉社労士は、Jリーグ横浜FCのサポーティングカンパニーです。

同一労働同一賃金の指針

ilm08_ac08009「同一労働同一賃金」の具体的なルールとなる指針が示されました。2020年4月(中小企業は2021年4月)施行に向けて、細部が決まりつつあります。

本日のポイントは以下の3点です。
〇そもそも「同一労働同一賃金」とは何か?
〇どんなものが対象になるのか?
〇正社員の賃金を低くすれば達成できるのでは?


〇そもそも「同一労働同一賃金」とは何か?
簡単にいうと、「同じ労働に対しては同じ賃金を払う」ということ。字のままです。
仕事内容や能力が同じなのに、「契約社員だから」とか、「派遣社員だから」、あるいは「アルバイトだから」という理由だけで、正社員より賃金を低くしたり、労働条件で差別をしたりすることは合理的でないという考え方が背景にあります。

〇どんなものが対象になるのか
基本給はもちろんのこと、賞与や手当も対象になります。
小売業や飲食業では、アルバイトでも店長という人がいるようです。同じ店長で同じ職務や責任があるのに、正社員の店長には役職手当が出て、アルバイトの店長には役職手当が出ないというのは不合理です。
ただ、全ての手当が対象になるかというと、そうとは限りません。例えば、正社員は転勤が多く住宅費用が多くなるので住宅手当を支給し、アルバイトは転勤がないから住宅手当は支給しないというような場合には、合理的であると認められる場合があります。
また、賃金だけでなく、福利厚生面でも不合理な差は許されません。例えば、正社員は社員食堂を使用してよいが、アルバイトや派遣社員は使用できないというのは、不合理といえます。

〇正社員の賃金を低くすれば達成できるのでは?
確かに差は解消されるかもしれません。ただ、今回示された指針の中に、「労使で合意することなく正規社員の待遇を引き下げることは望ましい対応とは言えない」というものがあります。
同一労働同一賃金を実現するために正社員の賃金を下げてしまったら、元も子もないというわけです。

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パワハラ防止 義務化へ

ilm08_ac07002以前もこのブログで紹介しましたが、バワハラ防止措置を講ずることが、法律で義務化される方向です。
本日お伝えするポイントは、以下の通りです。
●バワハラ防止措置の内容は?
●なぜパワハラが起こるのか?
●企業の対策は?


●バワハラ防止措置の内容は?
具体的には、以下のような措置を講ずるようになるでしょう。
・パワハラの具体例の明示
・行為者を処分することを就業規則に明記
・相談窓口の設置 など

先行して法制化されているセクハラ防止策と似ているところがあります。

●なぜパワハラが起こるのか
理由はいろいろあり、特定することは難しいです。ただ、1つ言えることは、「行為者が被害者を見下している。」というのがあるでしょう。組織上の上司と部下、先輩と後輩、上下関係はあるかもしれませんが、ビジネスパートナーとして、もっと言えば、一人の人として尊重していれば、注意の仕方も変わってくるのではないでしょうか。

●企業の対策は?
ありきたりのことかもしれませんが、研修は必要です。
・どういう言動がパワハラになるのか
・社内にパワハラがあると、どんな弊害がでてくるのか
・パワハラをしないためには、どう注意したらいいのか など
そして、研修は一度やったら終わりではなく、数年ごとに、定期的に行うことが必要です。

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どうなる?外国人労働者の扶養

ilm08_cd09005外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法の改正案、国会でも審議されています。それにともなって、外国人労働者の「扶養認定」も問題に上がっています。

健康保険に加入した被保険者に扶養されている家族は、収入要件などを満たせば、健康保険法の被扶養者となり、保険適用となります。配偶者、子、本人の父母であれば、同居要件はありません。
また、厚生年金保険に加入している被保険者に扶養されている配偶者は、国民年金の第3号被保険者となり、年金保険料の支払いはなく、将来年金をもらう際には、保険料を納付していた期間と同じように計算されます。こちらも同居要件はありません。

同居要件がないので、海外居住でも被扶養者(または第3号被保険者)になることができますが、ここに、「日本国内に居住する」という要件を追加しようと検討しています。

現在の制度では、日本の健康保険に加入している被保険者、被扶養者とも、海外の医療機関で受診したら、医療費は原則3割で済みます。一度海外の病院で全額支払い、後日、加入している健康保険に申請するれば、療養費として支給されるのです(保険診療に適している部分のみですが)。
年金についても、海外にすみ続けている国民年金第3号被保険者は、加入期間を満たせば、将来国民年金を受給することができるのです。

外国人労働者が増え、健康保険や厚生年金保険に加入する人が増えると、将来、医療費や年金財政を圧迫するから「国内居住要件」をつけようとしているのかもしれませんが、そう簡単には行きそうにありません。

海外に住んでいる被扶養者には、いろいろなケースがあります。
・外国人が、家族を母国に残して日本で勤務し、家族に仕送りをしている。
・日本人が、家族と一緒に海外に居住し、転勤している。
私が経験したレアなケースは、外国人が家族を母国に残して日本で勤務していたのですが、配偶者は日本国籍も持ち、国民年金の加入歴もあったのです。

グローバルな時代、勤務地や家族はさまざまです。また、日本は多くの国と社会保障協定を締結しています。これは、年金保険料の二重払いなど、被保険者の不利益を回避するためのものです。
外国人労働者の扶養認定も、日本の事情だけでは決められないのかもしれません。

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健康保険証が届かない方へ

ilm08_cd12010全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している企業の健康保険証到着が遅れています。当事務所は東京都の企業の手続きをすることが多いのですが、今年10月以降、手続してから健康保険証が届くまで1か月くらいかかっています。通常は2週間程度で届いているのですが、最近は遅くなっています。

「入社して1ヵ月以上経って健康保険証がもらえないのはブラック企業じゃないか」とか、「給与から社会保険料を引いているのに健康保険証をもらえないのは、ごまかしている」とか。そのような事を言ったり、インターネットに書き込んだりする人がいるそうです。(当事務所では、直接確認していませんが)
ただ、これは早計です。会社の担当者または社会保険労務士は手続をしていて、健康保険証が届くのを待っている状態かもしれません。

それでは、2か月近く経っても健康保険証が届かなければ、いよいよ怪しいのか?そうとも限りません。
手続から1ヵ月で健康保険証が届くというのは、書類に不備がなく完全な状態で提出された場合です。誤記、記載漏れ、添付書類の不足などで手続きができない場合は、提出した書類が返戻され、再提出となります。そうしていると、2ヵ月近く経ってしまうことがあります。

「それは、会社の責任じゃないか!」と思われるでしょう。その通りなのですが、多くの人の手続きをしていれば、担当者だって間違えることはあります。(私も間違えたことがあり、大きなことは言えませんが・・・)マイナンバーの12桁の数字を書き間違えたり、入力ミスことはあるのです。
それに加え、今年10月より、扶養家族の続柄確認が厳格になりました。その関係で返戻になることもあるそうです。
この部分は、ご理解いただけると助かります。

健康保険証が届かない状態でご本人やご家族が病気になったりケガをする場合もあるでしょう。そんなときでも、迷わずに病院へ行きましょう。診察はしてくれます。その際の対応は以下の通りです。
ア 一度10割負担で支払いし、後日、療養費の申請をして7割分を還付してもらう
イ 健康保険被保険者資格証明書を発行し、それを医療機関に提出して保険適用してもらう。

健康保険証を持っていないときに病気になったら を参照ください。

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年次有給休暇5日取得義務

ilm08_cf11005来年4月1日から、企業は年次有給休暇を年5日以上取得させなければなりません。これは、大企業、中小企業にかかわらず、全ての企業が対象です。また、対象者や対象となる有給休暇について、以下のルールがあります。
・年次有給休暇が10日以上付与される労働者が対象
・来年4月1日以降に付与された年次有給休暇から対象
・労働者が自ら申し出た分や、計画的付与で取得した分は、5日から控除できる。

現在、当事務所のクライアント企業にこの内容を説明しています。その中で質問をいただくことがあるのですが、多いのは次の2つです。

〇会社が各人の有給休暇取得日を勝手に決めてよいのか?
「使用者が時季を指定して取得させる」ということになっていますが、労働者の要望を聞かず、勝手に決めてしまうのはよくありません。厚生労働省のパンフレットには、以下のような手順がかかれています。
使用者が労働者に取得時季の意見を聴取

労働者の意見を尊重し使用者が取得時季を指定
取得日数が5日に満たない人については、このようなステップを踏みましょう。

○1月1日に有給休暇を一斉に付与している場合はどうなるのか?
年次有給休暇は、入社から6か月経過後に付与、その後は1年経過ごとに付与となっています。入社日によって付与日が違うのは管理が大変なので、付与日を1月1日あるいは4月1日というように決め、前倒しで年次有給休暇を付与している企業があります。法定以上の年次有給休暇を付与していれば問題ありません。
在籍社員の場合、最初に5日取得義務が発生するのは、2020年1月1日に付与される分です。ただ、今後入社してくる社員は注意が必要です。

例えば来年2019年4月1日に入社した人を考えましょう。
a 2019年10月1日 入社後6ヵ月 10日付与 2019年10月1日から2020年9月30日までで 5日取得義務
b 2020年1月1日  一斉付与  11日付与 2020年1月1日から2020年12月31日までで 5日取得義務
aとbの5日取得義務期間にダブりが生じます。(2020年1月1日から2020年9月30日まで)この場合は、aとbの2つの期間を合算し、月割りで取得義務日数を求めます。
合算すると 2019年10月1日から2020年12月31日までの15ヵ月
5日÷12×15ヵ月=6.2499 0.5日単位で切り上げて 6.5日
この15か月間で6.5日に取得義務ということになます。

年次有給休暇5日取得義務についての細かい部分は、今後発表される行政通達や厚生労働省のパンフレットなども確認していく必要があります。

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継続雇用年齢引き上げへ

20123-8安倍首相は、今国会の所信表明演説で、65歳以上への継続雇用の引き上げについて言及しました。「未来投資会議」の中でも話が出ていたので唐突という印象はないですが、2020年の法案提出という具体的なスケジュールも出てきて、「いよいよ」という感じは出てきました。

高齢者雇用の面では、「70歳までの雇用を促すための計画の策定を、企業に義務付ける」ということも先週の日本経済新聞で取り上げられていました。
働き方改革の法律が成立した(実施は未だですが・・・・)あと、次は定年延長や継続雇用の引き上げが議論されていくのでしょう。

法律的な現状をいうと、2019年3月までは「希望者全員、原則62歳まで継続雇用、労使協定で定めた基準に達した人は65歳まで継続雇用」という段階です。「希望者全員、原則65歳まで継続雇用」の状態になるのは、2025年4月からです。
疎の状況の中、65歳以上への継続雇用の引き上げをするというのです。前回のように、「労使協定で定めた基準に達し人」という要件がつくかどうかはわかりません。

企業としては、65歳を超えても働ける環境づくりに着手しなくてはならない流れになってきました。元気な高齢者は沢山いますが、体力や健康に自信のない方もいます。そのあたりも考慮して、職場環境づくりをしなくてはなりません。

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36協定届の新様式

scan_0001働き方改革関連法の柱の1つである、時間外労働の上限規制。36協定届により、各事業所で上限時間を定めるのですが、その新様式が発表されました。

一番大きく変わったのが、特別条項付き(原則1カ月45時間超、1年360時間超)の協定届と、特別条項がない協定届の様式に分けられたということです。特別条項付きの協定届は2枚に分かれることになりました。(左の画像参照)

特別条項付きの36協定届の場合、
1枚scan_0002目が、特別条項を発動しない月の協定内容
2枚目が、特別条項を発動した月の協定内容
と見ることができます。
1枚目の上部に、事業所の労働保険番号と企業の法人番号を記載する欄が追加になりました。また、延長することができる時間数は、1日、1箇月、1年の限度時間を記載することになっていますが、1枚目は、1箇月45時間以内、1年360時間以内(一年単位の変形労働時間制を採用している場合は1箇月42時間以内、1年320時間以内)にしなくてはなりません。

2枚目は特別条項を発動した場合の内容になります。注意したいのは、1箇月と1年の延長できる時間数です。1箇月は100時間未満としなくてはなりませんが、ここは、法定時間外労働時間と法定休日労働時間の合計になります。これに対して、1年については720時間未満としなくてはなりませんが、法定時間外労働時間のみになります。

また、限度時間を超えて労働させる(特別条項発動)場合の手続きや、その際の労働者に対する健康及び福祉を確保するための措置も記載しなくてはなりません。

来年4月以降(中小企業は再来年4月以降)の労使協定からこの様式で提出しなくてはなりません。様式が大きく変更になっているので、今から準備を進めておいた方がよいかもしれません。

36協定届のご相談は、東京都文京区の平倉社会保険労務士事務所まで

就活ルール廃止の先には

ilm08_ad08009経団連が、いわゆる「就活ルール」を廃止を発表しました。採用面接や内定の「解禁日」がなくなることになりますが、大学側と政府が協議し、当面は現在のルールが維持されるという話もあるそうです。

そもそも就活ルールはいつからあるのか?新聞報道によると、1953年に、当時の文部省、大学、経済界の申し合わせで10月選考開始となったようです。
その後、「就職協定」や「倫理憲章」などに変わっていきます。ただ、いつの時代でもルール破りはあり、その都度、時期の変更などがあり、現在の至ったというわけです。

私が就職したのは1988年ですから、今から30年前です。そのときは「就職協定」があり、当時の内定解禁日は大学4年生の10月だったと記憶しています。ルール上は今と変わりません。
私たちの時代は4年生になってから就職活動を始めていました。しかし、現在は3年生のうちから就職活動を始め、4年生になる頃には、もう内々定を受けている学生が多いようです。

そんなに早く就職活動を始める必要があるのかと疑問に思っていましたが、ある中小企業の採用担当者の方にこう言われました。
「就職活動を早く始める学生は、意識が高い証拠。それだけでも、採用の面ではプラスになる。」

ごもっともな意見です。

就活ルールが廃止されたら、就職活動はもっと早くなるのか、それとも遅くなるのか?それはわかりません。ただ、新卒一括採用というシステムが薄れていくのではないかと見ています。

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最低賃金10月から改定

ilm08_aa050091都道府県ごとに決められる最低賃金、この10月から改定になります。最低賃金は、原則として正社員からアルバイトまで、全ての労働者が対象になります。(障害を持っている人などは、労働基準監督署に許可申請をすれば、最低賃金の減額が認められる場合があります。)

東京都の最低賃金は、平成30年10月1日より、時給985円となりました。前年より27円のアップ。来年には1000円を超えるかもしれません。

最低賃金でよく質問を受けるのが、契約期間途中での変更です。例えば、勤務地が東京都で平成30年4月1日から平成31年3月31日の1年間の有期雇用、時給970円、その他手当なしで契約したとします。契約当初は最低賃金を上回っていましたが、期間途中の10月1日から、最低賃金を下回ることになります。この場合、10月から、自動的に時給985円に上がることになります。

月給の人にも最低賃金は関係してきます。最低賃金は時給で決められているので、月給者の場合は、最低賃金に1か月の平均所定労働時間をかけて求めます。
東京都の事業所で、1カ月の平均所定労働時間が160時間(1日8時間、1カ月20日勤務)であれば
985×160=157,600(円)
となります。

最低賃金の対象となる賃金、ならない賃金は法律で定められています。
賞与などの臨時な賃金、時間外労働や、休日、深夜の割増賃金は最低賃金から除外です。精皆勤手当、通勤手当及び家族手当も除外になります。
一方、役職者に対する役職手当や、専門的な業務についている人に対する職務手当は最低賃金の対象になります。

上記の東京都の事業所の例で言えば
基本給  155,000円
通勤手当  20,000円
であれば、最低賃金を下回ります。ところが、
基本給  155,000円
役職手当  20,000円
となれば、最低賃金を上回ることになります。

詳しくは 最低賃金以上かどうかを確認する方法 のページを参照ください。

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