新社会人の皆さん、おめでとうございます。
4月1日、多くの企業で入社式があり、その様子がテレビなどで紹介されました。
「昭和最後の新入社員」の私は、カルチャーショックを受けました。
〇入社式で賃上げを表明
今年の春闘では、組合要求を超える賃上げも多く見られました。
初任給も多くの企業で上がっています。
平成の時代はほとんど上がっていなかった初任給、1年だけで平成の引き上げ額を超えたところもあるでしょう。
中には入社式の場で「7月から4万5000円引き上げ、26万円とします。」と表明した会社もありました。
7月からとはいえ、初任給アップと言ってもよいでしょう。
〇人気有名人も登場
大谷翔平選手のビデオメッセージ
人気芸能人が、一人一人に社員証を渡す
人気バンドのコンサート
私が見ただけでも、これだけのイベントがありました。
入社式は、これから真剣に働くための式典。その場にこのような娯楽は必要あるのか?
36年前の新入社員の私はこう思ってしまいますが。
しかし、今は、社員に楽しくいきいきとは働いてもらうことが大切です。
そのための、会社からのメッセージかもしれません。
〇「ゆるブラック」って何?
入社式とは離れますが、最近、「ゆるブラック」という言葉を聞きます。
どうも、ゆる過ぎてブラック(企業) という意味のようです。
労働時間が短か過ぎれば(ゆるすぎる)、経験が積めず成長できないというのです。
確かに、多くの経験を積むためにはある程度の労働時間が必要です。
しかし、だからと言って、法外な時間外労働はいけません。
労働基準法や36協定の範囲の労働時間であっても、しっかりとした仕事を与えれば、しっかり経験は積めるはずです。
労働環境を整備しつつ、やりがいのある仕事を与えるのが大切です。
平倉社労士 東京都文京区の社会保険労務士 就業規則、雇用安定助成金 (hirakura.net)
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