新年度になり10日が経過しました。
学卒で入った新入社員の方はももう社会人生活になれたのでしょうか?
人事労務分野の情報機関である産労総合研究所さんが発表した、2025年度(令和7年度)新入社員のタイプは
「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」
でした。
〇多様性を受け入れ、最新のITリテラシーを身につけて いる
産労総合研究所さんの分析では、今年の新入社員は「多様性を受け入れ、最新のITリテラシーを身につけて いる」としています。
これは、あたかも、昨年7月に発行された、偽造防止技術やユニバーサルデザインなど 最新技術が盛り込まれている新紙幣のようなので、このようなタイプに命名したのでしょう。
まじめな姿勢や高い成長意欲、自然なリーダーシップ・フォロワーシ ップを発揮できることなどをはじめ、基本的な能力の高さが評価されていると分析しています。
その一方で、挫折経験が少なく、失敗や不確実さを回避する傾向もみられたようです。
発表された文書を読むと、今後の育成に役に立つかもしれません。
お勧めの文書です。
2025年度(令和7年度)新入社員のタイプ | 調査 | 新入社員情報局
〇既に退職も
せっかく就職試験を勝ち抜いて入社した会社でも、既に退職してしまった人もいるようです。
もちろん、
「入社前の説明と全然違う」、「自分には絶対にあわない」、「違法行為がある」
など、この先続けていけないことが明白であれば、早く退職した方が良いかもしれません。
ただ、入社2、3日ではまだわからない事も多いです。
そして、退職代行会社を利用して、自らは接触しないという人もいるそうです。
昭和入社の私には理解できません。
〇世代間ギャップはいつの時代もある
上で紹介した、2025年度(令和7年度)新入社員のタイプ | 調査 | 新入社員情報局 では、過去のタイプも載っていました。
例えば昨年2024年度は 自分の未来は自分で築く!「セレクト上手な新NISAタイプ」
2022年度は 新感覚の二刀流タイプ
その時々の世相も反映した、ほんとうにうまいネーミングです。
私が大学を卒業して社会に出たのは1988年、昭和最後の年です。
この時、私たち世代が世間に命名されたのが「新人類」です。
何を考えているかさっぱりわからないと思われ、今までの人類とは違うと思われたのでしょう。
(大げさかもしれませんが・・・)
その新人類が、今では大学新卒の人たちを不思議がっているのです。
今年の大学卒新人の人は、物心がついたときからインターネットがあり、高校生や大学生の頃に新型コロナウイルスを経験しています。
育ってきた環境が大きく違うのです。だから考えが違うのは当たり前かもしれません。
違う事を前提にお互い接した方がうまくいくのでしょう。
http://hirakura.net/
コメント (0件)
コメントする